このたび、ユニバーサル野球に関する特許を取得しました。約3年の試作を経て、特許第6729956号「野球ゲーム盤」で、このたび堀江車輌電装株式会社として、7月6日付けで特許を取得しました。発明者は当社障がい者支援事業部スポーツ推進課の中村哲郎です。「ユニバーサル野球」「ユニバーサルベースボール」で商標登録もしております。

ユニバーサル野球は障がいのある人もない人も共に楽しめる新しいスポーツです。2019年3月に行った小平特別支援学校PTA主催の体験試合を皮切りに、 5都道府県12カ所の会場で体験交流会を行ってきました。多くの関係各位のご協力により、これまでに約2000人が参加しました。なかでもベースボールクリスマス２０１９ in愛媛（主催：愛・野球博実行委員会、一般社団法人日本プロ野球選手会、2019年12月開催）では、プロ野球選手と障がいのある方とがユニバーサル野球で「ガチンコ勝負」するという貴重な機会にも恵まれました。

このたび、特許を取得したのは、平板と、平板上にボールを係止するための球座と、前記平板を回動させるための駆動装置とを備える配球装置です。これらの構成により、実際の野球や野球ゲーム盤の経験の有無、健常者や身障者を問わず、誰もが最初から容易にプレイ可能で面白さを体感できる野球ゲーム盤を提供することができます。

この特許取得を励みに、今後も当社では、ユニバーサル野球の改良、発展を目指します。そして、ひとりでも多くの方にユニバーサル野球を体験していただける機会を増やしてまいります。

ユニバーサル野球についての詳細、これまでの動画は、ユニバーサル野球公式ウェブサイト（ https://universalbaseball.world/ )でご覧いただけます。