【青森県むつ市で開催】障がいの有無にかかわらず楽しめるユニバーサル野球で交流を目的に「ユニバーサル野球」の大会が開かれ、参加者たちが熱戦を繰り広げました。
「ユニバーサル野球」は、およそ5メートル四方の巨大な野球盤を使い、障害がある人もない人も一緒に楽しめるよう、ひもを引くだけの簡単な操作でバットを振ることができ、飛ばしたボールが止まった位置で「ヒット」や「アウト」などが決まります。
むつ市で開かれた大会には、むつ養護学校や地元の小学生の野球クラブ、それに高校の硬式野球部などから40人余りが参加し、4つの混成チームを作って対戦しました。
重い障害がある人は、打席でサポートしてもらいながら手でひもを引っ張ってバットをスイングさせ、ボールを飛ばしていました。
中には、キレのあるスイングでホームランを打った人もいて、会場を沸かせていました。
障害がある息子の応援に来た母親は「すごく楽しんでプレーしていたのでよかったと思います。ホームランも打てたのでうれしかった」と話していました。
また、田名部高校硬式野球部の前田聖温キャプテンは「体が動かせる人も、それが難しい人も、こんなふうに楽しめたら最高だと思う」と話していました。
主催したむつロータリークラブの藤野芳孝さんは「高校生と小学生と障害がある子が同じチームでプレーすることが意義深いと思う。ぜひ継続していきたい」と話していました。
NHKより
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